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フランス製バイオリン

French Violins~Made in Lyon,Paris,Rennes~【大阪梅田店】

イタリア・ドイツ同様に長い弦楽器製作の歴史を持つフランス。
Nicolas LupotやGand&Bernardelファミリー、Jean Baptiste Vuillaumeなどの重要な作家が活動を行った地です。

そんなフレンチバイオリンの中からおすすめの3本の作品をご紹介いたします。

Paul Blanchard Violin,Lyon 1901

価格:3,800,000円(税別)

ポール・ブランシャー (1851-1912)
ミルクールのAuguste Darteのもとで弟子として製作活動を開始します。
その後 、マルセイユのEdmond Daniel のもとで修復について学び、H.C.SilvestreやJ.B.Vuillaumeらのもとでも働き研鑽を積みます。
1876年にSilvestreのもとを離れリヨンに自身の工房を設立。
1885年以前のブランシャーの作品はSilvestreの影響を強く受けておりましたが、以降の作品はより自身の個性が出る作風と変化していきました。主な変化としては、フルーテイングがよりフラットになり、横板・パフリングが太くなりました。ニスも一般的には光沢のある赤いニスになります。
高い製作技術が評価され、1889年(パリ)、1894年(リヨン)、1900年(パリ)にそれぞれ賞を受賞しております。

赤いニスと力強い作風が特徴的です。
音色にトゲトゲしさはなく、終始柔らかい音色です。

楽器詳細写真等はこちらから

JaquesThibout workshop Violin,Paris c1830

価格:3,500,000円(税別)

ジャック・ティボー(1777-1856)
1777年フランス(カーン)生まれ。1796年パリにてKolikerと共に働きます。1807年にモンマルトル(パリ)、1810年にラモーにて工房を設立します。
1856年、パリに隣接するサン=マンデで亡くなります。
Thiboutにより製作された楽器は、ストラドモデルでありながらも、Lupotのスタイルをも彷彿させる作風となっております。
当時、問題点としてあげられていた音色部分や、重さの部分などに手を加え、様々な弾き手を魅了する楽器を作りあげました。
楽器は、Rogeriusを彷彿とさせるサウンドホールに、ニスは主に赤マホガニーで、非常にわずかな鮮やかなブリックレッドがかっていますが、琥珀色の地に非常に透明な赤で独特の豊かな色が見られることもあります。また、他の色合いの楽器もあります。

当作品は、ジャック・ティボーの工房にて彼の監修のもと1830年頃に製作された楽器です。(鑑定書より)また、主要な部分でオリジナルであり、偉大なメーカーのワークショップの特徴的な例とも記載がされております。

外観から感じることが出来る経年のような、枯れた音色と発音の良さが特徴的です。より深みのある音色を求める際はフレンチ弓を、勢いのある音色を出したい際はベルギーのPierre Guillaume氏の弓など強さがある弓をおすすめいたします。

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Theodore Husson Violin,Rennes 1888

価格:2,500,000円(税別)

ティオドーレ・ウッソン(1858-1907)
ムジュノーの元で修業を行った後、Emile Bonnelの元で働きます。生涯で100本のバイオリンと10台ちかくのチェロを製作したとされております。そのほとんどの作品がBonnelのラベリングがされております。
William Henleyの辞書には、「素晴らしいモデリングと洗練された仕上がり。」と評価されております。

当作品も例に漏れず、ラベルには「E.BONNEL」の表記でございます。
鑑定書にはこのメーカーの特徴的な作品との記載もございます。

その他、この作品の特徴として杢の素晴らしい裏板に目がいきますが、実は表板が1枚板(ワンピースバック)で仕上げられております。
セオリー通り、低音側から高音にかけて杢目の間隔が狭くなるスタイルです。

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