20世紀を代表する楽弓製作家
Eugene Nicolas SARTORY / ユージン・二コラ・サルトリー (1871-1946)
1871年フランス ミルクール生まれ。弓製作家であった父より弓製作を学ぶ。
その後、シャルル・ぺカットやジョセフ・アルフレッド・ラミーなどに師事。1887年弱冠16歳でブリュッセルのコンクールで金賞を受賞。1889年にパリにて独立。
製作初期のヴォアランスタイルから徐々に力強いスタイルに変化していき、1930年以降はオクタゴン(八角)のスティックでどっしりとした作品も見られる。
独立後は1894年(リヨン)、1900年(パリ)、1905年(リエージュ)、1906年(ミラノ)、1908年(ロンドン)のコンクールで高位を受賞。ヨーロッパだけではなくその名声はアメリカにも届き渡米。
サルトリーはジュール・フェティーク(パリ)、ルイ・モリゾー(ミルクール)、ルイ・ジレ(ナンシー)など後世に伝わる職人を育て、フランス伝統のスタイルを継承した。
現代でもプロプレイヤー、コレクターから高い評価を得ている20世紀を代表する楽弓製作家。
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