本フェアは8/31をもちまして終了いたしました。
たくさんのご来店、誠に有難う御座いました。
開催期間
7月4日[金] ~ 8月31日[日]
会場:クロサワバイオリン名古屋店

**約1年ぶりとなる名古屋店バイオリンフェア**
初心者入門楽器からマエストロ新作までを大幅展示。
購入後には今回クロサワバイオリン初となるプレミアムなひとときをプレゼント。
この夏を彩る「弦楽器専門店」による「すべてのバイオリンプレイヤー」のための大販売をお送りいたします。
~あなたにぴったりの特別な一挺が名古屋で見つかる~

Stefono Conia
(ステファノ・コニア)



Stefono Conia
1946年1月10日にハンガリーで生まれる。幼い頃からバイオリンを学び始め、クレモナの国際バイオリン製作学校を卒業した父の影響が大きく、本人も製作の道へと進むこととなります。1968年からクレモナの国際バイオリン製作学校に通い、スガラボット、G.B.モラッシ、F.ビソロッティと名だたるマエストロたちに師事しました。彼の楽器の製作には、慎重に選ばれた熟成した木材を使用します。形状とアーチは古典的で、ニスは濃い色です。ヴァイオリンの各部品は、その音響特性に合わせて丁寧に管理され、完璧に仕上げられています。イタリア・ヴァイオリン製作者協会(ALI)とヨーロッパ・ヴァイオリン協会(AEL)の会員であり、創設者でもあります。
<スタッフコメント>
今回入荷した2024年製はマエストロコニアの貴重な新作。クレモナ中心部にある工房兼自宅はまるで美術館のよう。中庭があり、彫刻が施された天井にうっとりします。(まだ実際には見たことはありませんが…)そんな中で今もなお製作を続ける大巨匠。
製作台の上にはオーダーのバイオリンが何艇も吊るされ、マエストロはそのすべてのお客様の名前を把握している。この話を聞くとそんなオーダーが絶えないマエストロの新作はとても貴重に思えてなりません。特徴である濃いめのニスはコニャックのように深みのあるブラウン。自分の実力を計られるかのような底なしの力強い音色。イタリアンの新作とひとくちに言うにはもったいないです。多くは語りませんので、ぜひ弾いてみてくください。後世に残るであろう巨匠の作品、ぜひ永く弾き継がれていきたい一本となっております。現在注目のEvah Pirazzi Neoを張っての展示となります。
Marcello Villa
(マルチェロ・ヴィッラ)



Marcello Villa
1965年にイタリア、モンツァに生まれる。12歳のころにヴァイオリニストの兄の影響でバイオリンに携わりはじめ、1983年にクレモナ国際製作学校へ。在学中はG.スコラ―リ、S.コニアの二人にマエストロに製作を学びます。その後、師Coniaの工房へ入り更に技術に磨きをかけます。著名なコンクールに出展し、数々の成績を残します。1986年イタリアの製作コンクールBagnacavallo(バニャカヴァッロ)で金賞を受賞をはじめ、氏の楽器はクレモナ博物館への保存がされるまでに。イタリアの製作家 Marino Capicchioni氏の研究者としての一面も有名であり、彼が製作した作品をコレクションとして保持していたりと、そのマニアぶりは、彼の作品に関する書籍を執筆・出版している程。
<スタッフコメント>
くしくも1つ前に紹介したのは氏の師匠。師弟が並んでの展示となっております。こちらの一本、魅力にせざるを得ないのはその「裏板」。
こんなに綺麗な裏板どこから探してきたのかと言わんばかりの杢。このような楽器を見る度に世界に2つとないハンドメイドの良さを痛感いたします。シャープで爽やかな杢とは裏腹に熱い音色。わたくし個人的な”良い楽器の条件”として持っている「演奏していてとスイッチが入る。」がこの一本にはあります。製作から3年が経とうとしていますが、最初の頃と比べて音の深みがだんだんと見えてきて、経過による音の変化に驚きました。このバイオリンはどんなプレイヤーにも弾きやすい一本かと思います。
小寺 秀明
(こてら ひであき)


Hideaki Kodera (小寺 秀明)
1992年、京都府生まれ。2014年にクレモナの国立弦楽器製作学校へ入学。在学当時より師であるAlessandro Mentaの工房で製作の指導を受ける。10歳の頃よりバイオリンを習っており、学生の頃より、弦楽器製作家に憧れ、ミラノへ語学留学の後にクレモナでの製作の道へ進む。卒業後はパルマ音楽院へ編入。2022年30歳の若さで開業をはじめる。在学時は製作や修理などを学校の他に師の工房で並行して積極的に学び続け、2年生の時に弟子入り。現在も工房内にて製作を続けている。イタリア弦楽器製作者協会(A.L.I)メンバーのほか国内では関西弦楽器製作者協会会員。これからの活躍が楽しみな若いながらも才能ある製作家です。
<受賞歴>
2021年 第12回イタリア国際ANLAI弦楽器製作コンクール
チェロ部第1位受賞
2022年 第13回イタリア国際ANLAI弦楽器製作コンクール
ビオラ部門第3位受賞
<スタッフコメント>
新進気鋭の日本人製作家「小寺 秀明」。新進気鋭というのも憚られる程最近では名古屋店で定番の顔となってくれています。クロサワバイオリン店の中でも日本人製作家に注目し続けてきた名古屋店。日本人らしさを感じる部分もあり選択しの中の「奥行」「いい味」となっていると思います。小寺氏の作るバイオリンには「純朴さ」と「緻密」の魅力を感じていました。今回で3回目となるオーダー作は過去2作とは雰囲気も変わり、パワーも加わる一本です。柔和な音色は私が小寺氏の楽器に抱く一番のポイントなのですが、弾けば弾くほどに鳴ってくる音の成長も楽しめる。新作の良さを実感する一本としておすすめさせて頂きます。
Alessandoro Menta
(アレッサンドロ メンタ)


Alessandoro Menta(アレッサンドロ・メンタ)
1981年生まれ、イタリア クレモナ出身の製作家。1995年にクレモナ国際弦楽器製作学校に入学。在学中はネグローニ・ザンベッリに指導を受け、2000年卒業。間もなく、Nicola Lazzariの元で研鑽を積む。Lazzari氏の工房で8年間アシスタントを務め、巨匠G.Batta Morasiからも高い評価を受ける。Lazzariからの後押しもあり2008年にクレモナにて個人工房を開設。2023年にはALI(イタリア弦楽器製作者協会)の代表役員に就任し、クレモナにおける製作界の発展にも精力的に取り組む。現在では弟子である日本人製作家の小寺秀明と工房を共にし、日々弦楽器製作を行っている。
<受賞歴>
2006年 第1回VIOLINO ARVENZISバイオリン製作コンクール
ファイナリスト
2020年 マルタ国際弦楽器製作コンクール
ALI賞(イタリア弦楽器製作者協会)
<スタッフコメント>
クレモナの中でも協会代表を務めるなど製作家として「クレモナのこれから」を考える人物ともなっているMenta氏。Menta氏のバイオリンは日本でも愛用者は多く、見た目の秀麗さと音色に陶酔されています。中には一目惚れをしましたとのお話も聞きました。音色はというと今フェアの中でも最もイタリアンらしい一本です。明るくて華やか音量感も新作でこれ程の鳴りがあれば良い楽器に仕上がると確信するのは容易なです。このMenta氏と小寺氏、こちらの師弟関係のお二人。同じ工房で製作を共にし、時には小寺氏の製作に関する質問にMenta氏も刺激を受ける事があるだとか。そんなお二人の共通点としては「弾きやすさ」。お弟子さんの小寺氏は演奏にも励んできた方としてプレイヤー側の視点も汲んでの最終調整を行っている事も含め二人のバイオリンはどこかまろやかさを携え、弾き心地がとても良いところがポイントです。
Piero Virdis
(ピエロ・ヴィルディス)


Piero Virdis(ピエロ・ヴィルディス)
1971年イタリアのサルデーニャ島出身。
現在も島内の「Pattada」に工房を構え弦楽器を製作しています。1990年頃より楽器製作に取り組み始め、クレモナの弦楽器製作家Francesco Bissolottiに師事します。クレモナの伝統的な“内枠式製作方法”に最も精通する名工Bissolottiの指導の下卓越した製作技術を身に付けていきます。
その技術は現代のクレモナでも高く評価され、入荷待ちとなる程の人気を博しています。
過去のクレモナの偉大な巨匠達であるストラディバリ、グァルネリ等の楽器を常に研究し、恵まれた才能と優れた技術により、Violin~Celloの製作に情熱を傾けています。
<スタッフコメント>
まさに現代、楽器店がおすすめする楽器。この投票があれば、まず筆頭に来る製作家なのではないでしょうか。
美しい黄金色のニスを用い、卓越した技術により仕上げられたまさに一級品。圧倒的な透明感と完成度。ここまで綺麗な艶を放つバイオリンは決して多くはありません。まさに師Bissolottiを彷彿とさせる丁寧かつ繊細な製作です。これはなんとなくな個人的なイメージとなりますが、同じ師を持つL.Cassiが男性的だとするとVirdisは女性的。決して対局にあるという訳ではありませんが、柔らかく甘い。あくまでイメージとしてそのように表現したくなってしまうのです。甘美な音色にはパンッとはじけるハリがあり、そこが新作らしく瑞々しい。演奏には十二分なポテンシャルです。これから育つ準備が綺麗に整えられています。入荷待ちになる程人気なVirdis氏。それも納得です。名古屋でも多くのお客様が魅了され愛用者を着々と増やしている製作家です。
Kazune Nemoto
(根本 和音)


Kazune Nemoto(根本 和音)
1991年千葉県に生まれる。
15歳という若さで単身イタリアへ渡り、クレモナ国際製作学校へ入学。在学中、Massimo Ardoliの元で製作を学び、在学中より師の工房にて研鑽を積む。2021年に卒業。翌年以降よりANLA国際製作コンクールで3年連続の受賞。2018年にイタリアを代表する製作家、Francesco totoのアシスタントとして製作をサポートすると同時期に自身の弦楽器製作も本格的にスタートさせる。現在、クレモナに在住し、バイオリン・チェロを中心に弦楽器を製作しています。2021年開催、トリエンナーレにて、氏がアシスタントを努めるFrancesco totoと同じ、チェロ部門でゴールド金賞を獲得。若いながらも華々しい受賞歴を持つ期待の日本人製作です。
<スタッフコメント>
根本氏の作るバイオリンから生まれる繊細な響き、実に心地よいです。
以前名古屋店に根本氏の師匠 F.Toto氏のバイオリンが在庫していたタイミングに演奏した事がありますが、繊細な音色や響きなどがどこか似ていると感じました。根本氏の音色の調整はミラノ工房を構えるマエストロ、Igor Moroder氏のアドバイスを基に調整を行うなどの徹底した音作りをしているのです。
若手製作家ながらもキャリアがあり、トリエンナーレでは日本人としては39年ぶりのゴールド金賞を受賞。金賞と同時にモンドムジカ賞とコローニ財団賞も獲得。若くしてイタリアに製作家になるため渡伊してから、製作に生かすため演奏を習い学び製作以外でも研鑽を積む日々。あるコラムで根本氏は「製作途中にも何度窓から投げ捨ててやろうかと考えた程行き詰まり…」と語っているのを見たことがありますが、製作家だけでなくクリエイターはそういった極限状態の末に良い物を作り上げるのだなと思いました。現在も積み上げた実績に慢心する事なく、ミラノの工房に修復を学びに行ったり製図を勉強したりとまだまだ高みを目指すかっこいい製作家。その努力の時間から紡がれた音だと浸りながらバイオリンを弾くのもひとしおの思いがあり良い時間となるでしょう。
George Klotz
(ジョルジュ・クロッツ)


Georges Apparut
(ジョルジュ・アパルー)


取り扱いリスト
・Luca Tenore ★
・Vittorio Formaggia ★
・Andrea Solzi ★
・Nemoto Kazune ★
・Stefano Conia Jr. ★
・Piero Virdis ★
・Carlo Saverio Cane ★
・Ignazio Belli ★
・Massimo Ardori ★
・Luca Conti ★
・G. Klozt ★
・Otto Bruckner
・Anton Ostler★
・Joh Reiter 1922★
・W.J.Meyerl
・Ludwin Closner 1964
・Leon Mougenot 1920 ★
・LAVEST ★
・Stoyko Chobanov ★
・Franz Sandner
・Hagen Weise ★
・Gustave Bazin ★
・Werner Voigt ★
・Franz Zucker ★
etc…
★…証明書・鑑定書付属
【初特典が登場!】

税別80万円以上のバイオリンをご購入で名古屋を代表するプロオーケストラ「名古屋フィルハーモニー交響楽団」の定期演奏会へのペア入場券をプレゼント!まさにプレミアムなひとときをご堪能ください。
※特典についての詳しい詳細はクロサワバイオイン名古屋店へお問い合わせください。
※10月・11月・12月のいずれかの定期演奏会が対象となります。
Googleフォームからのご予約・ご来店特典♪

フォームからご予約の上でご来店、ご購入のお客様へ、特典として「おんぷクリップ」をプレゼント!!

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クロサワバイオリン名古屋店
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052-202-1011
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11:00~20:00(日・祝のみ19:00まで)
名古屋広小路ビルヂング駐車場
当店にて5,000円以上お買上げで30分無料、40,000円以上で1時間無料、100,000円以上で2時間無料
