
開催期間
6月20日~8月22日
会場:クロサワバイオリン名古屋店

※税別50万円以上が対象となります。

Takahashi Shuichi
(高橋 修一)
Violin


Shuichi Takahashi
(高橋 修一)
1972年鹿児島市生まれの日本人製作家。幼い頃よりバイオリンを学び、大学オーケストラではビオラ奏者として
活躍します。卒業後は横浜市にある弦楽器工房で「中村良樹」氏に師事し製作を学びます。その後イタリア クレモナに渡り製作学校へ入学。様々な工房で製作を行いますが特に弦楽器製作の巨匠「StefanoConia」工房で研鑽を積んだ6年間は氏にとって大きな財産となります。2005年に自身の工房を1番の師である「StefanoConia」工房の隣に開設します。イタリア弦楽器製作協会の一員で師と今でも深い繋がりを持つ氏はイタリア・フランスなどで開催される数々の製作コンクールで受賞を果たし、日本・クレモナを代表する製作家へとなりました。
Marko Ackert
(マルコ・アッカート)
Contrabass
”5st”


Marco Ackert
(マルコ・アッカート)
Josef Saumer氏が生前に使用していた工房を、木材と共に受け継いだ製作家。国内累計3本目の輸入となる個体は、コントラバスの中でも最もスタンダードと言われる”Gamba Shape”。銘工Pollmannと見間違えるほどの細かな装飾と、ネック材を中心に激しい虎杢の入ったメイプル材。 まるでヨーロッパのアンティーク食器の様な雰囲気を持つ、この特注マシンヘッド。Ackert氏の手に掛かれば、スタンダードもハイエンドへと生まれ変わるのです。そして見た目だけではなく、床と共に周りの空気を震わせるこの重々低音。コントラバスが大好きな方はもちろん、触れたことが無い方をも一目でファンにさせる楽器です。Marco Ackertの音を、名古屋店で。
Vittorio Formaggia
(ヴィットーリオ・フォルマッジャ)
Cello


Vittorio Formaggia
(ヴィットーリオ・フォルマッジャ)
1960年生まれ。生まれたころより製作家系であったVittorio氏は14歳の若さでクレモナ国際弦楽器製作学校へ入学。その一年後には在学中ながらも自身の一本目のヴァイオリンを完成させ販売させたと言います。入学後、マエストロG.Scolari・Gio batta Morassiに師事。
78年の卒業直後に自身の工房を構える。イタリアのバーニャカヴァッロで開催された弦楽コンクールに2度出展し、2度とも受賞。現在、イタリア クレマの工房で息子 二コラを加え、伝統的スタイルでの製作・バロック楽器の修復中心に活動している。
氏は3代続く製作の家系に生まれる。Vittorioの父はピアノ職人であった。氏が弦楽器製作者になるきっかけは、ある日父の友人が持つバイオリンを目にして、その美しさに一目で魅了され弦楽器製作職人になる事を目指し始めたという。若くから着実に技術を身に着け、実力も確かな才能あふれる製作家の若き作品となっております。
まさに新進気鋭期。当時の勢いある製作が纏う不思議な雰囲気。現代との製作の違いやスクロールの雰囲気など語ると魅力は尽きませんが、言葉や情報で語るより音色で語る。そんな一本です。
Andrea Hansel
(アンドレア・ヘンセル)
Violin
”Guarneri”


Andrea Haensel
(アンドレア・ヘンセル)
1973年ドイツのエルランゲンに生まれる。その後、「弦楽器製造の町」と言われるブーベンロイトで育ち、1992年よりドイツの老
舗メーカー「カール・ヘフナー」のワークショップに参加。師 Alfred Zecho氏に出会う。師の元で研鑽を積む。ミッテンヴァルトのバイオリン製作学校にも通い、1995年に見習い期間を修了。カール・ヘフナーとローデリヒ・ペゾルトの工房でマイスタークラスの製作を担う責任者として所属工房内での技術指導を担当。2004年にニュルンベルクにてドイツのバイオリン製作マイスター試験に合格。2009年2月より独立し、現在はニュルンベルク近郊のクラインゼンデルバッハに現在の工房を構え製作活動に励む。製作コンペティションでは数々の受賞歴を誇り華々しい成績を残しています。オールドフィニッシュが氏の得意であり魅力である。自身も指導者の立場となるほど卓越したニスを塗る工程は氏の製作の真骨頂とも言えるでしょう。
新作イタリアンの艶のあるアルコールニス仕上げとはまた違ったよさがあり、音色には落着きと柔らかな響きを纏った一本です。Hensel定番のアンティーク仕上げにも技量の高さを伺えるところです。
RICHARD HEROLD
(リカルド・ヘロルト)
Cello


RICHARD HEROLD
(リカルド・ヘロルト)
ラベルは手書き。まさに買付フェアならではの現地の「掘り出しもの」を感じて頂ける逸品かと思います。経年をしているチェロはやはり鳴り方が圧倒的に変わりますね。地鳴りのように下から余す事なく掬い上げる低音。それにパワー負けしない高音。バランスが良く、弾き応えも抜群。弾き手も嬉しい楽しいチェロです。
過去買付,フェア対象の逸品
Stefono Conia 2024年製
(ステファノ・コニア)



Stefono Conia
(ステファノ・コニア)
1946年1月10日にハンガリーで生まれる。幼い頃からバイオリンを学び始め、クレモナの国際バイオリン製作学校を卒業した父の影響が大きく、本人も製作の道へと進むこととなります。1968年からクレモナの国際バイオリン製作学校に通い、スガラボット、G.B.モラッシ、F.ビソロッティと名だたるマエストロたちに師事しました。彼の楽器の製作には、慎重に選ばれた熟成した木材を使用します。形状とアーチは古典的で、ニスは濃い色です。ヴァイオリンの各部品は、その音響特性に合わせて丁寧に管理され、完璧に仕上げられています。イタリア・ヴァイオリン製作者協会(ALI)とヨーロッパ・ヴァイオリン協会(AEL)の会員であり、創設者でもあります。
<スタッフコメント>
今回入荷した2024年製はマエストロコニアの貴重な新作。クレモナ中心部にある工房兼自宅はまるで美術館のよう。中庭があり、彫刻が施された天井にうっとりします。(まだ実際には見たことはありませんが…)そんな中で今もなお製作を続ける大巨匠。製作台の上にはオーダーのバイオリンが何艇も吊るされ、マエストロはそのすべてのお客様の名前を把握している。この話を聞くとそんなオーダーが絶えないマエストロの新作はとても貴重に思えてなりません。特徴である濃いめのニスはコニャックのように深みのあるブラウン。自分の実力を計られるかのような底なしの力強い音色。イタリアンの新作とひとくちに言うにはもったいないです。多くは語りませんので、ぜひ弾いてみてくください。後世に残るであろう巨匠の作品、ぜひ永く弾き継がれていきたい一本となっております。現在注目のEvah Pirazzi Neoを張っての展示となります。
Marcello Villa 2022年製
(マルチェロ・ヴィッラ)



Marcello Villa
(マルチェロ・ヴィッラ)
1965年にイタリア、モンツァに生まれる。12歳のころにヴァイオリニストの兄の影響でバイオリンに携わりはじめ、1983年にクレモナ国際製作学校へ。在学中はG.スコラ―リ、S.コニアの二人にマエストロに製作を学びます。その後、師Coniaの工房へ入り更に技術に磨きをかけます。著名なコンクールに出展し、数々の成績を残します。1986年イタリアの製作コンクールBagnacavallo(バニャカヴァッロ)で金賞を受賞をはじめ、氏の楽器はクレモナ博物館への保存がされるまでに。イタリアの製作家 Marino Capicchioni氏の研究者としての一面も有名であり、彼が製作した作品をコレクションとして保持していたりと、そのマニアぶりは、彼の作品に関する書籍を執筆・出版している程。
<スタッフコメント>
くしくも1つ前に紹介したのは氏の師匠。師弟が並んでの展示となっております。こちらの一本、魅力にせざるを得ないのはその「裏板」。
こんなに綺麗な裏板どこから探してきたのかと言わんばかりの杢。このような楽器を見る度に世界に2つとないハンドメイドの良さを痛感いたします。シャープで爽やかな杢とは裏腹に熱い音色。わたくし個人的な”良い楽器の条件”として持っている「演奏していてとスイッチが入る。」がこの一本にはあります。製作から3年が経とうとしていますが、最初の頃と比べて音の深みがだんだんと見えてきて、経過による音の変化に驚きました。このバイオリンはどんなプレイヤーにも弾きやすい一本かと思います。
小寺 秀明
(こてら ひであき)


Hideaki Kodera (小寺 秀明)
1992年、京都府生まれ。2014年にクレモナの国立弦楽器製作学校へ入学。在学当時より師であるAlessandro Mentaの工房で製作の指導を受ける。10歳の頃よりバイオリンを習っており、学生の頃より、弦楽器製作家に憧れ、ミラノへ語学留学の後にクレモナでの製作の道へ進む。卒業後はパルマ音楽院へ編入。2022年30歳の若さで開業をはじめる。在学時は製作や修理などを学校の他に師の工房で並行して積極的に学び続け、2年生の時に弟子入り。現在も工房内にて製作を続けている。イタリア弦楽器製作者協会(A.L.I)メンバーのほか国内では関西弦楽器製作者協会会員。これからの活躍が楽しみな若いながらも才能ある製作家です。
<受賞歴>
2021年 第12回イタリア国際ANLAI弦楽器製作コンクール チェロ部第1位受賞
2022年 第13回イタリア国際ANLAI弦楽器製作コンクール ビオラ部門第3位受賞
<スタッフコメント>
京都出身の製作家小寺秀明氏。2026年製のお披露目からはお時間が少しばかり経過しておりますが、その経過が楽器のポテンシャルを高めている印象があります。セットアップが終わってから暫く、弦が馴染みじっくりとじっくりと木材もパーツも慣れてきたような印象。音の鳴り方がより遠くまで飛ぶようになりました。今作よりMenta氏の工房より独立され個人工房を開設された小寺さん。ラベルには心機一転。日本人の大和魂らしいデザインの「印鑑」が押印されています。かっこいい。新作ならではのこわばっている感(硬さとは何か違うと感じます。)はあるのですが、弾き馴染むことでもっと開放的な音色を放つと期待しています。
Vittorio Formaggia
(ヴィットーリオ・フォルマッジャ)



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