はじまりは一挺のバイオリン製作から

クロサワバイオリンは、1957年創業の黒澤楽器店が運営する弦楽器専門店です。
現オーナーである黒澤常三郎は、クラシックギター製作家としてそのキャリアをスタートさせます。その後「クロサワ楽器店」をオープン。東京を始め各地に総合楽器の専門店を展開させて行きます。
しかしギター製作より以前、バイオリン製作を行っていた彼にはいつか「クロサワで弦楽器専門店を開く」という長年の夢がありました。
やがてその念願が叶い、新大久保と御茶ノ水にバイオリン専門店がオープン。それまで培ってきた海外の個人製作家やメーカーとの繋がり、世界各地に赴き直接楽器を選定するスタイルはそのまま弦楽器店にも受け継がれます。大型店ならではの豊富な品揃えでありながら、その一つひとつは丁寧に選び抜かれた良質な楽器たち。それらは次第に評判を呼ぶようになっていき、今では各地に10店舗を展開するまでになりました。